Google I/Oで発表されたAndroidの新機能

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主な特徴としては、Google Wallet のデジタル ID、タブレット向けに最適化されたアプリ、よりシームレスに連携するデバイスなどが挙げられます。

All the New Android Features Announced at Google I/O

クレジット: Google/YouTube

目次


Googleは今年のI/Oイベントで約2時間にわたってステージに立ち、Pixel 6a、Pixel 7、Pixel Watchといったエキサイティングな新製品を発表しました。こうしたイベントではハードウェアが注目を集める傾向にありますが、チームはAndroidについても触れませんでした。Android 13の新機能やAndroid全般のアップデートに加え、ソフトウェア面でも多くの話題を提供しました。

Androidセグメントにおいて、GoogleはOSを「3つの大きなテーマ」で捉えていることを明らかにしました。「スマートフォンを中心とする」「スマートフォンの枠にとらわれない拡張性」「より良い連携」です。以下では、これらの3つのテーマと、各カテゴリーで具体的に発表された内容をご紹介します。

GoogleはRCSとデジタルIDを実装しています

Googleは「スマートフォンが中心」と題した冒頭で、最初のベータ版から既に公開されているAndroid 13の新機能について、少し繰り返して説明しました。Material Youを使ってアプリアイコンの色を壁紙に合わせて変更できる機能や、楽しくて「グルーヴィー」な再生バーを備えた新しいメディアコントロールパネル、アプリごとに異なる言語をカスタマイズできる機能などが紹介されました。

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同社はAndroid 13に多数の新しいセキュリティおよびプライバシー機能が搭載されることも発表しましたが、具体的な内容については多くを語っていませんでした。また、通信事業者と協力してRCS(エンドツーエンド暗号化、Wi-Fiメッセージ、既読通知など、SMSに代わる豊富なメッセージ機能を提供する次世代テキストメッセージングプロトコル)の実装に取り​​組んでいることも強調しました。AppleはiMessage以外のメッセージングは​​SMSのみに固執していますが、AppleのiPhoneにもRCSが採用されることを期待していると強く示唆しました。

しかし、今年のGoogle I/Oで発表された最初の大きな新機能は良いものでした。GoogleはGoogle Walletを刷新し、デジタルID、特にデジタル運転免許証に対応する予定です。この機能は、まもなく展開されるAppleのWalletアプリ向けデジタルIDプログラムに似ています。両プラットフォームの機能が利用可能になると、対象州ではスマートフォンを使ってIDを「提示」できるようになります。しかも、IDの写真を見せるだけではありません。NFCまたはQRコードでIDを認証することで、そのIDが有効で自分のものであることを証明します。

Googleはまた、緊急SOSがWear OSに搭載されることを発表しました。これにより、緊急時にAndroid搭載スマートウォッチから簡単に緊急サービスに接続できるようになります。また、Androidの地震警報システムを拡張し、スマートフォンの加速度センサーを利用して、地震が発生する前に警告を発します。

Androidアプリはタブレットサイズのディスプレイに最適化されます

Googleはスマートフォンから一歩踏み出し、「スマートフォンの先へ」と約束した通り、タブレット向けAndroidに着目しました。同社はAndroidアプリをタブレットサイズのディスプレイに最適化する計画を発表し、まず20以上の人気アプリを近日中にアップデートする予定です。これらのアプリには、TikTok、Facebook、Canva、Googleメッセージといった大手アプリが含まれます。これらのアプリのUIは、画面サイズに合わせて変更されています。例えばTikTokは、動画とコメントをそれぞれ別の画面で表示するため、両方を同時に快適に閲覧できます。

Google は、iPadOS のようなウィンドウ管理システムも披露しました。下部のドックまたはアプリ リストからアプリをドラッグ アンド ドロップして、瞬時に分割画面を作成できます。

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Androidデバイスはよりシームレスに連携するはずです

最後に、Googleは、様々なAndroidデバイスがシームレスに連携すること、つまり「Better Together」を実現する方法について説明しました。キャスト機能はChromebookや車など、新しいデバイスにも拡大すると発表しました。また、Phone Hubも拡張され、スマートフォンのメッセージアプリをChromebookにストリーミングできるようになります。

個人的に気に入っている新機能は、スマートフォンからコピーしてタブレットに直接貼り付けられる機能です。iPhone、iPad、Macなど、Appleのエコシステム全体で非常に使いやすいので、Androidでもこの機能がついに使えるようになったのは嬉しいですね。

Googleはまた、Fast Pairと同様に、テレビなどのデバイスをヘッドフォンやスマートデバイスとシームレスにペアリングできるFair Pairの拡張機能も発表しました。ペアリングといえば、GoogleはGoogle Nestを多数のブランドや製品と簡単にペアリングできるソリューション「Matter」を発表しました。これは今秋リリース予定です。

Android関連の発表の締めくくりとして、Googleは本日、Pixelデバイス向けにAndroid 13の新しいベータ版をリリースしました。このベータ版はAndroid 13の2回目のベータ版となり、本日ご紹介した新機能が含まれる可能性があります。ベータ版1から新しいアップデートをインストールしようとしている方も、初めてベータ版を試してみたい方も、PixelにAndroid 13をインストールする手順をこちらでご確認ください。

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